# ダイエット# 脂肪燃焼# 肥満# 生活のリズム
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ワンちゃんネコちゃんとダイエット
ワンフーアドバイザー
獣医師Naoka
ワンちゃんもネコちゃんも、気温が低下すると体温を保つため、体内脂肪を燃焼しエネルギーを多く作る必要があります。
ですから、実は冬のほうが基礎代謝は高く、脂肪は燃焼されやすいのです。
「食欲の秋」というように食欲が増すのはそのためです。
つまり、たくさん食べて体を肥やす「冬太り」は、寒い冬を迎える準備。
動物の自然な生理現象です。

●とは言っても気をつけなくてはいけません!
現代では室内で過ごすことの多いワンちゃん・ネコちゃん。 暖房の中で過ごす時間が長ければ体が冷えることもなく、必要なエネルギー消費も少なくなります。
また、冬場は寒さからどうしても運動不足になりがちで、消費されなければ"体脂肪"として蓄積されます。 さらに、本来は「冬太り」でも夏になれば「夏やせ」し、循環することでバランスよく保たれますが、冬と同じく夏も快適な環境で暮らしていると夏やせもしにくく、そのまま蓄えられて肥満になってしまいます。

そこで、3つのポイントで過剰な「冬太り」を防ぎましょう!!
①体重に合った適正な食事管理
室内で暮らしている健康なワンちゃん・ネコちゃんは、季節変化の影響も受けにくいものです。 ですから、冬に食事内容や量を特別変える必要はありません。
②ゆっくり散歩に時間をかけて
健康なワンちゃん・ネコちゃんは冬でも毎日散歩をしましょう。 寒いからと極端に走り、短時間で済ませる散歩はおすすめしません。 室内からの気温変化などで体に負担がかかりすぎます。日光が出ている比較的あたたかい時間帯にゆっくり散歩しましょう。
③生活のリズムを変えずに
寒さに弱い犬種や、子犬や高齢犬は食事や散歩にも気を配る必要がありますが、健康なワンちゃんのリズムは変えないようにしましょう。 冬太りの主な原因は飼い主の気のゆるみや甘やかしが原因になります。 季節を問わず愛犬を肥満にさせないことは、健康で元気に長生きするため大切なことです。

●肥満でもお世話になります。「療法食」ってなに!?
現在、ワンフーがご提供しているフードは
すべて「総合栄養食」と呼ばれるものです。
これに対して、「療法食」とは以下のようなものです。
【療法食】 りょうほうしょく
特定の病気などに栄養的に対処するために栄養バランスが考慮されており、専門的なアドバイスや指示にしたがって与えることを意図したペットフードのことです。
多くの製品は総合栄養食と同等の栄養バランスを満たしていますが、病気を管理するための特殊な組成を持つフードで、獣医師の指示に従って与えるものです。
「療法食」はあくまでも病気への対処のために食べるものです。 健康なワンちゃん・ネコちゃんであれば肥満や病気にならないために、毎日適正な食事管理の元で「総合栄養食」を与えてあげましょう。
食事の種類 | 与える機会 | 注意点 |
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総合栄養食 | 毎日の主食 | (特になし) |
ジャーキーなど | おやつ、間食 | 1日に必要なエネルギーの20%以内が目安 |
栄養補助食 | 食欲不振時など特定のカロリー補給 | (特になし) |
療法食 | 特定の病気などに栄養的に対処する際 | 獣医との相談で与える |

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