基本的なシャンプーの方法を知ろう!
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基本のシャンプー
ワンフーアドバイザー
獣医師Naoka
気温の上昇と共に、皮膚トラブルが増えてきます。
今月は皮膚トラブル予防にも役立つシャンプーについてお話していこうと思います。
皆さん、「正しい」シャンプーは出来ていますか?シャンプーは方法を間違えると、皮膚に余計な負担をかけてしまい逆に皮膚トラブルを招く原因になってしまいます。
今回は正しく自宅でシャンプーする為に、基本的なシャンプーの流れを紹介したいと思います。
*シャンプーの流れ
①ブラッシング・皮膚のチェック
まずは体全体のブラッシングと皮膚状態のチェックをしましょう。
もしこの時点で皮膚にトラブルを発見した場合は動物病院を受診しましょう。
ブラッシングの際は、柔らかいブラシ(獣毛ブラシ等)を用いましょう。
硬いブラシだと皮膚を傷つけてしまう恐れがあります。
②予洗い(すすぎ)
35~37℃前後のぬるま湯で5分程、体全体をすすぎます。
シャワーヘッドは皮膚になるべく近づけてあげるとわんちゃんも嫌がりにくく、皮膚へのダメージも減らせます。
予洗いは皮膚と毛をコーティングしている皮脂膜を剝がし、シャンプーの泡立ちがよくなる・皮膚にシャンプーが浸透しやすくなる効果があります。
シャンプーの泡立ちがよくなれば、シャンプーの使用量削減にもつながります。
この過程だけで、身体の汚れの6割が落とせるといわれています。
③シャンプーの準備
液体のシャンプーはスポンジや泡立てネットを用いてしっかり泡立てます。
皮膚に直接シャンプーを塗布して洗うのは皮膚への刺激が強いので避けましょう。
(シャンプーによっては製品説明に希釈倍率が記載されている場合があります。しっかり確認しましょう。)
④シャンプーの塗布
毛の流れに沿って揉みこんであげてください。
皮膚トラブルがある場合はその部分から始めましょう。
お顔が苦手な子はお尻から始めると良いです。
目や耳に入らないように注意しましょう。
全身を洗い終えたら、シャンプーが残らないようにしっかりすすぎましょう。
⑤保湿
シャンプーのみでは皮脂を洗い流すため、乾燥の原因になります。
ある程度、体の水分をきってから皮膚に浸透させるように保湿剤を全身に塗布しましょう。
保湿剤は、洗い流さないタイプがおすすめです。
⑥乾燥
可能な限りタオルが湿らなくなるまで、タオルドライをします。
タオルで拭く時は、毛並みに沿って拭きましょう。
残った水分はドライヤーで乾かします。
この際、ドライヤーは30㎝以上離して、体表が熱くなりすぎていないか確認しながら行ってください。
高温の風は乾燥や痒みの悪化、皮膚炎を起こす原因になります。
⑦アフターケア
必要に応じて外用薬や保湿剤の塗布を行います。このタイミングが外用薬が最も効きやすいです。
ここまで終わったら沢山褒めて、ご褒美をあげましょう。
工程が多くて大変!と思われるかもしれませんが、飼い主様・ペットちゃん共に大仕事になるシャンプー、せっかくですのでより効果的な方法を取り入れていきましょう!
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今回のコラムは如何でしたか?
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