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ワンフーアドバイザー
獣医師Naoka
こんにちは。
新年が明けてからあっという間に半月が過ぎました。
皆さま、いかがお過ごしでしょうか。
今年もどうぞよろしくお願い申し上げます。
寒さが厳しい日々が続いておりますが、ペットちゃんも飼い主様もどうかお体に気を付けてお過ごしください。

*冬季に多い病気
・泌尿器・腎疾患
・関節疾患
・皮膚疾患
・呼吸器系疾患や感染症
・循環器系疾患(心臓病や高血圧等)
今月は後半2つについてお話します。

*呼吸器疾患や感染症
冬は様々な要因により呼吸器疾患や感染症にかかりやすくなります。 冬は気温が低く、空気が乾燥します。
乾燥した空気は鼻や喉の粘膜を乾燥させることで、免疫力が低下します。 その結果、細菌やウイルスが粘膜から体内に侵入しやすくなり感染の原因になります。
また、免疫力に関係するビタミンDは体内で合成するのに日光が必要になります。
冬の日照時間の短縮(日が短くなる)により体内のビタミンDの合成が減少し、 これも免疫力の低下につながります。
対策として、暖房器具で 室内の温度を適切に保つと同時に、しっかり 加湿もしましょう。
ストーブやヒーターでの低温やけどが多発する時期でもあるので、注意が必要です。 お留守番の際の室内の温度もしっかり管理しましょう。
また、冬は換気不足により密閉された空間でウイルスが長期間滞留し、感染リスクが高まりやすいので 換気を行いましょう。

*循環器系疾患
(心臓病や高血圧等)
冬は寒さにより、体は熱を外に逃がさないように 血管が収縮します。 この状態が続くことで血液の流れが悪くなり、血圧が上昇します。 これにより心臓や血圧に負担がかかり 心臓病や高血圧症が悪化してしまうおそれがあります。
また、寒冷環境では体温を保つために 心拍数が増加します。 心拍数が増えると心臓にかかる負担も大きくなります。 小型犬に多い弁膜疾患(僧帽弁閉鎖不全症)などは心臓血液の逆流量が増え、 心臓病が悪化してしまうことがあります。
急激な温度変化も血圧や心拍数に影響を与えるので 循環器系疾患を持つ場合は負担になります。
こちらの対策も「呼吸器疾患や感染症」と同じように 適切な温度湿度を保つことです。

呼吸器疾患や感染症では発熱や呼吸数の増加など様々な症状が見られます。 体が熱い、咳、浅く速い呼吸、舌の色が紫色、元気食欲がない、等の症状があった場合、かかりつけの動物病院に相談してみましょう。
寒さ・湿度対策をしっかりして、今年の冬も元気に乗り切りましょう。
今回のコラムは如何でしたか?
ワンフーホームページではこれからも愛犬と一緒に楽しめるコンテンツを更新していきます!
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冬に気を付ける病気 ー 後編 ー
ワンフーアドバイザー
獣医師Naoka
こんにちは。
新年が明けてからあっという間に半月が過ぎました。
皆さま、いかがお過ごしでしょうか。
今年もどうぞよろしくお願い申し上げます。
寒さが厳しい日々が続いておりますが、ペットちゃんも飼い主様もどうかお体に気を付けてお過ごしください。

*冬季に多い病気
・泌尿器・腎疾患
・関節疾患
・皮膚疾患
・呼吸器系疾患や感染症
・循環器系疾患(心臓病や高血圧等)
今月は後半2つについてお話します。

*呼吸器疾患や感染症
冬は様々な要因により呼吸器疾患や感染症にかかりやすくなります。 冬は気温が低く、空気が乾燥します。
乾燥した空気は鼻や喉の粘膜を乾燥させることで、免疫力が低下します。 その結果、細菌やウイルスが粘膜から体内に侵入しやすくなり感染の原因になります。
また、免疫力に関係するビタミンDは体内で合成するのに日光が必要になります。
冬の日照時間の短縮(日が短くなる)により体内のビタミンDの合成が減少し、 これも免疫力の低下につながります。
対策として、暖房器具で 室内の温度を適切に保つと同時に、しっかり 加湿もしましょう。
ストーブやヒーターでの低温やけどが多発する時期でもあるので、注意が必要です。 お留守番の際の室内の温度もしっかり管理しましょう。
また、冬は換気不足により密閉された空間でウイルスが長期間滞留し、感染リスクが高まりやすいので 換気を行いましょう。

*循環器系疾患
(心臓病や高血圧等)
冬は寒さにより、体は熱を外に逃がさないように 血管が収縮します。 この状態が続くことで血液の流れが悪くなり、血圧が上昇します。 これにより心臓や血圧に負担がかかり 心臓病や高血圧症が悪化してしまうおそれがあります。
また、寒冷環境では体温を保つために 心拍数が増加します。 心拍数が増えると心臓にかかる負担も大きくなります。 小型犬に多い弁膜疾患(僧帽弁閉鎖不全症)などは心臓血液の逆流量が増え、 心臓病が悪化してしまうことがあります。
急激な温度変化も血圧や心拍数に影響を与えるので 循環器系疾患を持つ場合は負担になります。
こちらの対策も「呼吸器疾患や感染症」と同じように 適切な温度湿度を保つことです。

呼吸器疾患や感染症では発熱や呼吸数の増加など様々な症状が見られます。 体が熱い、咳、浅く速い呼吸、舌の色が紫色、元気食欲がない、等の症状があった場合、かかりつけの動物病院に相談してみましょう。
寒さ・湿度対策をしっかりして、今年の冬も元気に乗り切りましょう。
今回のコラムは如何でしたか?
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