2024.02.23.fri

皮膚・被毛の大切さと食事のカンケイ

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換毛期にあらためて知ってほしい！
皮膚・被毛の大切さと食事のカンケイ

ワンちゃんやネコちゃんの皮膚は、
人間の皮膚よりもはるかに薄く傷つきやすいものです。

ワンちゃんの皮膚は人の約 １／３～１／５の薄さ。
猫の表皮は犬よりもさらに薄くなっています。

また、被毛におおわれているので、汚れや細菌が付着したときに取れにくく、
人間と比べて皮膚トラブルを起こしやすいとされています。

ですから、皮膚・被毛の健康を保つことが大切なのです。

　
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皮膚や被毛にはバリア機能があります。
正常な状態であれば体にトラブルをもたらす微生物やアレルゲンなどの侵入を防いでくれます。

この機能が弱ってしまうと、微生物やアレルゲンが侵入しやすくなったり、体内の水分が必要以上に奪われたりして、皮膚トラブルや病気の原因となってしまいます。

身体の一番外側で体の健康を守ってくれているのが皮膚・被毛なのです

皮膚や被毛の健康維持に不可欠な栄養素には、体内で作り出せないものがあります。ですから食事から摂取しなければなりません。

もちろんどれかの栄養素を過剰に摂取してしまうと健康を害してしまうこともありますから、日頃から適切な栄養バランスの総合栄養食で摂取することが大切なのです。

　

◎食事から摂取が必要な皮膚や被毛に関わる栄養素

栄養素	不足により引き起こされる問題や必要な理由など
必須脂肪酸	必須脂肪酸が不足すると、脱毛・乾燥などが起こります。
必須アミノ酸	必須アミノ酸のひとつである「メチオニン」が、皮膚や被毛の構成成分であるケラチンを作り出すため必要です。
ビタミン	皮膚の細胞の酸化を抑える「ビタミンE」や、「ビタミンB複合体」などが必要です。
ミネラル	「亜鉛」が不足すると、脱毛・皮膚のかさつきなどが起きます。「銅」は皮膚の正常な色素形成に必要です。